日本からワーホリに行ける協定国は26カ国ありますが、その中でもオーストラリア・カナダに次いで人気の国であるニュージーランド。
全人口は神奈川県民の約半分ほどで「人間よりも羊の数の方が多い国」と言われ、豊かな自然の中で静かにのんびりと生活したい人にはもってこいの場所です。
今回はそんなスローライフを楽しめるニュージーランドで、実際どのようにワーホリ生活をしていたのかについてお伝えしていきたいと思います。
ニュージーランドの基本情報
南半球に位置するニュージーランドは北島と南島の2つの島からなり、広大で美しい自然を満喫できる国です。
国土 | 約27万km² |
人口 | 約486万人 |
公用語 | 英語、マオリ語 |
首都 | ウエリントン(最大の都市はオークランド) |
宗教 | キリスト教、その他 |
先住民 | マオリ族 |
時差 | +3時間(サマータイムの間は+4時間)※日本が正午→NZが午後3時 |
日本からニュージーランドへはオークランドまでの直行便で約11時間のフライトで到着できますが、現在は東京からのみ(大阪は運休中)ニュージーランド航空の直行便があるようです。
ちなみに私は航空券の値段を少しでも抑えたいタイプなので、第3国への経由で渡航しました。航空券は約10万円だったのですが関空→メルボルン→ゴールドコースト→クライストチャーチとかなり乗り換えが多く時間もかかり大変だったので、今は料金より少しでも早く現地へ到着できる航空券を探すようにしています。
季節労働で仕事に合わせて移動生活
ニュージーランドは農業が盛んなので、1年を通してファームの仕事があります。また、ニュージーランドでは季節労働を3ヶ月以上した人はビザを3ヶ月延長できるシステムがあります。
私がワーホリをした1年2ヶ月の間に経験したのは
- ビンヤード(ワイン畑)
- チェリーのピッキング
- キウイの箱詰め
- 松の枝を切る
この4種類の仕事でした。1ヶ所で仕事をしてシーズンを終えると新たに仕事を探し、求人がある場所に連絡をし、移動して住む家を探し、働くという暮らし方をしていたのです。
ニュージーランドも他の国と同様、仕事や家探しに利用できる便利なサイトがあります。よく使われている日本語のサイトはこちらから→nzdaisuki.com
現地のサイトでよく使われているのはTrade Meやseekで、ファーム系の仕事は現地サイトのほうが求人数が豊富です。もちろんこれらのサイトから家探しや車探しもできます。
絶対に車を買うべき理由とは
先ほどお伝えした通り、仕事がある場所に合わせて住むところを転々と移動していたので、車は必需品でした。また、季節労働をするのはほとんどが田舎町なので、買い物や職場までの移動など、車は生活するのに欠かせません。
もちろん職場によっては送迎があったり、引っ越しもバスでできないこともありませんが荷物を運ぶなどが大変ですし、路線もそこまで縦横無尽に走っている訳でもないので色々と不便かと思います。車があると断然動きやすいでしょう。
それに何と言ってもニュージーランドは自然の風景が美しく、ドライブしているだけでも映画の世界に飛び込んだかのような景色を見られます。
私は日本ではペーパードライバーでしたが思い切って車を買い、いろいろな場所へドライブをして絶景をたくさん見てきました。田舎の方は車も少なく、道路も広めなので運転が苦手な方でもドライブしやすいと思います。
ニュージーランドで車があるのとないのではワーホリ生活の楽しみ方もかなり変わってくると思うので、1台購入されることを強くおすすめします!
豊富なアクティビティ
ニュージーランドは何度もお伝えしている通り、自然が大変豊富です。その自然を生かしたアクティビティが数多くありますが、代表的なのはバンジージャンプ。なんとニュージーランドはバンジージャンプ発祥の地で、至るところにバンジージャンプができる施設があります。
他にもスカイダイビングやカヤック、ラフティングやトレッキングに天然温泉など、大自然ならではのアクティビティが数多くあるのですが、私のおすすめは洞窟探検!
ワイトモにある鍾乳洞ではグローワームと呼ばれる土ボタルが光り輝く様子を、ボートに乗って見学できるツアーがあります。ボートで洞窟を進むだけでも冒険のようでワクワクしますが、満点の星のように光るホタルはとても幻想的な光景で、ぜひ1度は体験していただきたいおすすめのアクティビティです。
まとめ
いかがでしたか。今回はニュージーランドでの生活について少しだけご紹介しました。ワーホリ国の中ではオーストラリアやカナダなど大都市がある国に比べ、比較的のどかで落ち着いた印象のあるニュージーランド。
広大で豊かな自然に恵まれているので、静かにのんびりときれいな景色を見ながらスローライフを楽しみつつ、英語を学びたい方にはぴったりの国だと思います。
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