大自然ウルル、エアーズロックのおすすめ観光スポット

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オーストラリアを代表する観光地と言えばエアーズロックを思い浮かべる人も多いかと思います。日本では映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」のロケ地としても有名で、人生で1度は訪れたい観光地としてとても人気の場所です。

先住民族アボリジニの聖地で、現在も多くの壁画や神聖なスポットが残るエアーズロック。以前はこの巨大な一枚岩を登ることができましたが、2019年10月26日をもって完全に閉鎖されました。登山はできませんがエアーズロック周辺には様々な見どころがありますので、合計4回訪れた私がおすすめの場所を1つずつご紹介していきます。

目次

ウルルまでのアクセス方法

残念ながら日本からエアーズロックまで直行便はなく、どこかの都市を経由して行く必要があります。シドニーやブリスベン、メルボルンといった主要な都市からエアーズロック空港への便が出ていますので、旅行に訪れる都市からの発着便を探してみてください。どの都市からでも飛行時間はそれほど変わりません。

シドニー→エアーズロック・・・3時間35分

ブリスベン→エアーズロック・・・3時間15分

メルボルン→エアーズロック・・・3時間05分

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エアーズロック

 

 

 

 

 

オーストラリアだけでなく世界的にも有名な巨大一枚岩、「エアーズロック」。世界遺産にも登録され、先住民族アボリジニの聖地として広く知れ渡っています。地上からの高さが348m、周囲の距離はなんと9kmにも及ぶ巨大な岩ですが、実は地面から出ている部分は実際の5%のみ。残りの95%は地面に埋もれたままなのです。私たちが目にしているエアーズロックはほんの先端のみだそうで、改めて地球の大きさに驚きです。

エアーズロックは時間帯によって見え方が異なるのも楽しみ方の1つ。人気のサンセットツアーは、岩肌が美しい夕日を浴びて燃えるように真っ赤に染まると、あっという間に日が暮れて茶色に変わります。サンライズツアーは逆に漆黒の岩の影に朝日が降り注ぎ、黄色に輝きながら壮大な姿を徐々に現していきます。

クニヤ・ウォーク

 

 

 

 

 

エアーズロックの登頂はできませんが、見るだけでも十分に楽しめる方法があります。まずは岩の麓にある「クニヤ・ウォーク」。クニヤとは原住民族の言葉でニシキヘビと言う意味があり、リル(毒ヘビ)に甥を殺されたクニヤが復讐をするという伝説が残されています。

よく見るとトグロを巻いた大蛇に見える岩があり、その下には当時のままの原住民の壁画がきれいに残され、間近で見られます。

さらに奥へ進むと「ムティジュルの水場」があり、ここにはウルルでめったに降らない雨が集まる場所として、貴重な水場になっています。原住民の方々はもちろん、動物や鳥たちも水飲み場として集まっていたそうです。

カタ・ジュタ

 

 

 

 

 

エアーズロックから車で40分ほど走った場所にある「カタ・ジュタ」はたくさんの頭という意味を持つ巨岩群で、アナング族の男性の聖地です。元々は大きな一枚岩でしたが、長年の雨風により岩が削られ、現在は36個の巨岩群に姿を変えました。高いものはエアーズロックを超える高さの岩もあります。

驚くのはこのカタ・ジュタがかつてエアーズロックと繋がった1つの巨大岩で、現在でも地下深くで繋がっているのではと言われているのです。

この巨岩群の中でも特に大きい4つの岩にはそれぞれ名前が付けられ、写真のように車で10分ほど離れた場所に、4つ全体を見渡せる展望台があります。カタ・ジュタの景色も大変素晴らしいので、エアーズロックと併せてぜひ訪れてみてください。

風の谷

 

 

 

 

 

同じカタ・ジュタにある「風の谷」はその名の通り強風が吹く風の通り道で、有名なジブリ作品「風の谷のナウシカ」の舞台になった場所とも言われています。

左右を巨大な岩に挟まれ、Vの字になった赤茶色の岩の間から見える青空と、背後の草原の緑のカラーが何とも言えない美しい風景を作り出しています。

足元には大小の石が転がり、少し歩きにくい上に空気は乾燥しているので、所々で休憩を取り水分補給をしながら散策することをおすすめします。

キャメルファーム

エアーズロック・リゾート内には無料で利用できるシャトルバスが大体20〜30分に1本走っています。シャトルバスに乗り、運転手に「キャメルファーム」へ行きたいと伝えると、ファームの入り口まで送り届けてくれます。

キャメルファーム内は無料で入場でき、ラクダはもちろんカンガルーやエミューなどオーストラリア特有の動物を見学できます。他にもロバや様々な種類の鳥なども生活しているので、小さな動物園のように楽しめます。

また受付で$15支払うと実際にラクダの背中に乗って、フィールド内を一周できるアクティビティもあり、陽気なラクダ使いのスタッフと会話を楽しみながらお散歩できます。途中、エアーズロックを背景に自分のスマホで写真撮影もしてくれるので、この貴重な機会にぜひラクダ乗りの体験をしてみてください。

帰りのシャトルバスはファームの外で来るのを待ち、あまりにも長時間来ないようでしたら受付の人に頼んで呼んでもらいましょう。

アボリジニ・カルチャーセンター

「アボリジニ・カルチャーセンター」は複数に分かれた建物で、原住民アボリジニの歴史がパネルや映像で紹介されていたり、アートや手作りの民芸品などが展示されています。インタビューのパネルもあるので、アボリジニの方々の思いや願いなどを実際に知ることができます。

文字を持たないアボリジニが、絵や歌などの表現方法で受け継がれてきた物語も展示されているなど非常に興味深いものが多く、しかも無料で見学ができます。

他にもサンドイッチやコーヒーなどの軽食を販売する小さな売店があったり、帽子やマグカップなど定番のお土産が売っていたり、アボリジニの民芸品や大小様々な絵画も販売されています。

時期によってはハエよけネットが必需品

湿気のない砂漠地帯に位置するエアーズロック。そのため夏場(日本とは反対)にエアーズロックを訪れると大量のハエが水分を求めて人間の目や鼻、唇の周りに集まってきます。その際に大活躍するのがハエ除けネットが付いた帽子!現地でも販売されていますが割高ですので、日本から持って行くことをおすすめします。

ちなみに冬場など比較的涼しい時期に訪れるとハエもほとんどおらず、ハエ除けネット無しでも十分快適に過ごせます。それでも少しは飛んでいますので気になる方は冬場でも持って行ってください。

まとめ

いかがでしたか?今回はエアーズロックや周辺の楽しみ方をご紹介しました。エアーズロックにはAAT Kingsという一択のツアー会社があり、各種ツアーやホテルまでの送迎など全て任せられます。

AAT Kingsホームページ

エアーズロックリゾート内には6つの宿泊施設があり、5ヶ所の展望台やショッピングセンター(スーパーやお土産屋、レストラン、カフェ)に加え歴史展示館など、徒歩圏内にも見どころがたくさんあります。ぜひオーストラリア滞在の際は、自然や地球の壮大さを肌で感じにウルルへお出かけください。

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