【厳選】長崎観光で絶対外せないおすすめ観光地BEST5

当ページのリンクには広告も含まれています。

日本本土の最西端に位置し鎖国時代に唯一海外とつながる交易の拠点として、日本の近代化に大きく貢献した町、長崎。異国情緒あふれる町並みで、大型客船の寄港地でもあり、いつも多くの観光客で賑わっています。

2つの世界遺産や、広島に次いで原子爆弾が投下され平和都市として生まれ変わるなど、歴史にちなんだ観光地も数多くある長崎のおすすめスポットを、今回ご紹介していきます。

目次

おすすめ① 軍艦島(端島)

世界遺産に登録されている長崎港の南西約19kmに浮かぶ軍艦島(正式名称は端島)は、海底炭鉱として明治23年から昭和35年まで日本の近代化産業を支えた島で、当時5200人もの人々が生活していました。当時の人口密度は東京の9倍以上あり、世界一だったそうです。

島内には住居はもちろん、病院や学校、神社に映画館、パチンコ店など、狭い敷地に全ての施設が揃い、何不自由ない都市として機能していました。しかし国の主要エネルギーが石炭から石油に変わると一気に衰退し、ついに1974年に閉山、全島民は島を離れ現在は廃墟だけが残る無人島となりました。

そんな軍艦島は島内が1部整備され、実際に上陸して見学できるツアーや、船の上から島を周遊して見学できるツアーがあります。迫力ある島を近くで見て、当時の生活の様子を想像するのも楽しいでしょう。

軍艦島コンシェルジュ

住所:長崎県長崎市常盤町1-60常盤ターミナルビル102号
TEL:095-895-9300
営業時間:8:15~17:25
乗船料のみ:大人4000円、中高生3300円、小学生2000円、未就学児1000円
ホームページ

おすすめ② グラバー園

1859年に長崎港が開港された際、トーマス・グラバーなど数々の貿易商たちが邸宅を建てて長崎に居住しました。当時の彼らの暮らしぶりを体験できる人気の観光スポットが「グラバー園」で、9棟もの伝統建造物を見学できます。

見どころは現存する日本最古の木造洋風建築である「旧グラバー住宅」で、外からだけでなく実際に中に入って当時の家具や生活様式も見学できます。坂本龍馬をかくまった隠し部屋や広々とした温室、レンガでできた煙突や花に囲まれた美しい庭など、歴史を感じさせる洋風建築は一見の価値ありです。まだお侍さんが多くいた当時にこの建物があったのが、さすが長崎と思わされます。

グラバー園

住所:長崎県長崎市南山手町8番1号
TEL:095-822-8223
営業時間:8:00〜18:00(最終入園は17:40)
入園料金:大人620円、高校生310円、小中学生180円
ホームページ

おすすめ③ 大浦天主堂

グラバー園のすぐ隣にあり、2018年にユネスコ世界文化遺産に登録された「大浦天主堂」は、幕末の開国によって訪れた多くの在留外国人のために建てられたゴシック調の教会で、国内に現存する最古のものです。

大浦天主堂の正式名称は「日本二十六聖殉教者天主堂」で、豊臣秀吉の命令によって十字架に磔の刑にされたカトリック信者たちに捧げるために建てられました。

また、江戸時代から250年以上に渡り続いた禁教の時代に、キリスト教徒は激しい弾圧を受け迫害されていました。その中で密かに信仰を続けた潜伏キリシタンが、ここ大浦天主堂でフランス人神父に信仰を告白、世界宗教史上にも残る「信徒発見」の舞台にもなったのです。

真っ白の美しい外観と、ゴシック様式の鮮やかなステンドグラス、2体の聖母マリア像など、日本最古の教会は一見の価値が十分にあります。

大浦天主堂

住所:長崎県長崎市南山手町5-3
TEL:095-823-2628
見学時間:8:00~18:00(受付は17:30まで)
拝観料:大人1000円、中高生400円、小学生300円(キリシタン博物館入館料込み)
ホームページ

おすすめ④ 平和公園

1955年に開園された長崎のシンボルとも言える「平和公園」は、第二次世界大戦でアメリカによって原子爆弾が投下された場所です。1945年8月9日、当時長崎刑務所があったこの地に原爆が落ち、約7万4千人もの死者を出しました。

公園にある「平和祈念像」は高さ約9.7m、重さ約30tもあり近くで見るとかなり大きく、迫力があります。上に伸びた右手は原爆を、水平に伸びた左手は平和を、閉じた瞳は戦争犠牲者の冥福を祈るという思いで建てられました。

平和公園の南側にある「平和の泉」は、体内まで焼けただれ、水を求めながら亡くなった方々の冥福を祈るため、1969年に造られました。円形の泉の正面には、被爆した少女の手記が刻まれた石碑「のどが乾いてたまりませんでした 水にはあぶらのようなものが一面に浮いていました どうしても水が欲しくて とうとうあぶらの浮いたまま飲みました」という言葉があり、当時の凄惨な状況を鮮明に思い起こさせられます。

平和公園(平和祈念像・平和の泉)

住所:長崎県長崎市松山町
TEL:095-829-1164 
ホームページ

おすすめ⑤ ハウステンボス

佐世保市にあるハウステンボスはオランダの町並みを再現されたテーマパークで、敷地面積は日本最大、あの東京ディズニーリゾートの1.5倍もあります。レンガ造りの建物や、安らかな運河が流れているなど、ハウステンボスに1歩足を踏み入れるとヨーロッパへ旅行に来たような感覚を味わえます。

園内は四季折々の花が至る所にきれいに咲いているのも魅力ですが、やはりハウステンボスの1番の目玉と言えば、8年連続日本一に輝いているイルミネーションです。世界最大1300万球で彩られる「光の王国」は息を呑む美しさで、スケールも大きく圧巻です。

毎晩ではなく期間限定での開催なので、イルミネーション期間に合わせてぜひお出かけしてみてください。他にもおしゃれなカフェやお買い物など、楽しめるポイントがたくさんです。

お得なチケットはこちらから↓

ハウステンボス

住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
TEL:0570-064-110
営業時間:9:00~21:00(最終入場20:00)
入場料金:大人7000円、中高生6000円、小学生4600円、未就学児3500円(詳しくはこちらホームページ

まとめ

いかがでしたか。今回は長崎の絶対行くべきおすすめの観光地についてお伝えしました。長崎は鎖国中に唯一外国と繋がっていたり、世界で2つしか無い原爆被災地だったり、軍艦島があったりと、激動の歴史を辿ってきた町です。

あらゆる出来事を乗り越え、その歴史の痕跡を保ちながらさらに良い町へと進化している長崎は、訪れるだけで色々なことを感じ取ることができます。ぜひ1度実際に訪れて体感して頂きたいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次