海外で生活して約6年間、日本の生活では考えられないような驚きの体験を数多くし、日本と世界の文化の違いを間近で見てきました。日本では当たり前のことを外国人の友達に驚かれたり、逆に外国人の常識に驚かされたりと、日々新しい発見がありました。
今回は私が海外生活で驚いた、日本では考えられない外国の常識について皆さんと共有してみたいと思います。
ここが変だよ外国人
外を裸足で歩く
オーストラリアの田舎町でファーム生活をしている時、ショッピングモールやレストランへ行くとオーストラリア人は裸足で来ている人がとても多いのに驚きました。
足の裏は真っ黒で、雨が降って足元が悪い中でも気にせず裸足で平気で地面を歩いているのです。理由は靴を履くのがめんどくさい、裸足の方が気持ちがいい、靴は暑いなど色々あるようですが初めて見た時は目を疑う光景でした。
簡単すぎるランチボックス
日本のランチボックス(お弁当)といえばさまざまな種類のお弁当箱に、栄養バランスと色どりの良さを考えて作られ、味だけでなく目からも楽しめるものが多いですよね。
海外のランチボックスといえば何の仕切りもない真四角のコンテナ(場合によってはアイスの空き箱)などに、サンドイッチにりんご丸ごと1個、小さなポテトチップス1袋という内容。栄養バランスや見た目へのこだわりは無さそうでした。
商品棚には戻さない
海外の大型スーパーは日本のスーパーと違い、食料品以外にも日用品や薬類、洋服やおもちゃ、自転車、靴など何でも置いているので、1ヶ所でほぼ全ての買い物を終えることができます。
その分スーパーの敷地面積が広いので、商品を買い物かごに入れたものの途中で気が変わって買いたくない物が出ると、元の場所に返しに行くのが面倒になるのでしょう。買い物をしていると全く関係のない商品が棚に置かれていることが日常茶飯事です。
お菓子のコーナーに長靴が置いてあったり、冷凍食品コーナーに砂場のおもちゃが置かれているのを見つけた時は、海外ならではだと感じました。
洗濯は週1回のみ
日本ではほぼ毎日か2日に1回は洗濯するご家庭がほとんどかと思いますが、基本的に外国では洗濯するのは週1回のみの所が多いです。
日本は海に囲まれ、水資源も豊かなので毎日洗濯しても支障ありませんが、水が豊富に無い国(内陸国)などは水を節約する必要があるかもしれません。
また海外では洗濯すると天日干しではなく乾燥機を使う国が多いのですが(町の景観を守るための条例)、乾燥機はかなり電気代がかかってしまいます。そういった点でも汚れ物をまとめて週に1回まとめて洗うという文化なのでしょう。
それでもやめられない海外生活の魅力とは
このように異国の地で生活をしていると、日本では考えられないような驚きの体験が日々起こりますが、この未知なる体験が海外生活の醍醐味だと思います。
もちろん最初は戸惑いも多くありましたが、さまざまな文化や環境で育った人々が同じ場所で生活することで見える新発見や、他の文化を受け入れる寛容さを身に付けられたのは財産です。
ずっと日本にいたら当然見ることも知ることもなかったであろうことを経験でき、刺激を受けることができるので海外生活は奥が深く、人間的にも成長できると思います。
まとめ
いかがでしたか。今回は海外生活で驚いた出来事についてお伝えしました。旅行ではなく実際に長期滞在することで見える、その国の文化や常識は日本人からするとびっくりすることが多くあります。
日本でしか生活していなかったら到底知ることのない海外での常識を体験することで、新たな発見をしたり、改めて自分が日本人であることを誇りに思うことができます。ぜひ1人でも多くの方に海外での長期滞在をおすすめしたいです。
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