いよいよ夢に見た外国での長期生活が始まり期待に胸が膨らみますが、異国の地で生活の基盤を築くためにするべき事はたくさんあります。ワーホリ3か国を経験した私が毎回どのような手順で現地の生活を組み立てていったか、順を追ってお話ししていきます。
住む家を探す
まず第1のステップとして家探しをします。いきなり実際の部屋を見学もせずに家を決めるのは不安なので、私はまず渡航して最初の2,3日はバックパッカーズやホステルなどに滞在し、その間にインターネットの部屋探しサイトからいくつか目星を付けた部屋を見学しに行きます。渡航前に家のオーナーと連絡を取っておき、見学可能な日をあらかじめ決めておくとスムーズです。
私は毎回3、4軒は見学に行き、その中からこれという家を決めます。やはり写真だけでは思っていた部屋と違っていたり、細かいハウスルールがあったり、ルームメイトとの相性などもあるので見学は実際にしておくべきだと思います。
銀行口座を開設する
長期滞在する際、皆さんもお仕事をされるかと思いますが、その時に必要になるのが銀行口座です。海外は日本よりもさらにキャッシュレスの文化が進んでいて、カード1枚で何でも買えてしまうので非常に便利です。日本と同様に様々な銀行があり、どこで開設しようか悩むかと思います。そんな時に私が選ぶ基準をご紹介します。
①口座維持手数料・・・日本にはあまり馴染みがありませんが、海外では口座を維持するために月額で料金が発生する銀行がほとんどです。銀行によってその月額金額が違ったり、口座にいくら以上入金していれば手数料が免除になるなど、ルールがバラバラなのでよく比較してから開設して下さい。
②キャンペーン・・・数ある銀行の中から選んでもらおうと、各銀行によって期間限定でキャンペーンをする所があります。今開設すると数百ドルプレゼントや、維持手数料が無料になるなどかなりお得な物もあるので、要チェックです。
ちなみに私は1度目のカナダワーホリはTDバンクで開設しました。理由はバンクーバーのダウンタウンには日本人スタッフがいるので、英語がまだ不十分だった事もあり、何かわからない事があっても日本語で対応してもらえるのが安心だったからです。
2度目のカナダワーホリはCIBCで開設しました。理由は新規で口座開設をし、カナダ入国後間もない人は1年間口座維持手数料が無料だったからです。(Newcomer Package)
③ATMが多いか・・・いくらカードでほとんど買い物ができると言っても、家賃の支払いなどは現金の場合がほとんどなので、その際に毎回現金を下ろしに行かなくてはなりません。銀行によっては駅に必ずATMの機械が置いてあるので便利ですし、住む家の近所に自分の銀行のATMがあると買い物帰りに寄ることもできるので確認しておくといいと思います。
携帯電話回線の契約
日本でSIMフリーの携帯を使っている方は、現地用のSIMカードを挿して使うと新たに携帯電話を買い替える必要がなく、そのまま同じ機種を利用できます。日本では格安SIMなども増えてきていて、料金もかなり安めですが、海外の料金プランは1番安くても30ドル程かかります。
私がカナダで利用していたのはトクモバという会社で、月額30ドルで国内どこでも通話・テキストが無料で利用でき、2GBまでデータ利用できました。基本的に街中では無料Wi-Fiが使えるので、私にとっては月2GBで十分でした。
もう少し月額料金を上げれば5、10GBも契約できるので、ご自身の利用範囲で契約されるといいと思います。ちなみにトクモバで利用する回線はカナダで三大キャリアの1つ、TELUS社の電波のため不自由なく利用できました。何か困ったことや疑問があれば、日本人スタッフの方とLINEで連絡が取れるのも便利でした。
トクモバ|カナダの格安SIMカード (canadatokumoba.com)
仕事を探す
住む家も決まり、銀行や携帯の準備もできたらいよいよ仕事を探し始めます。レジュメとカバーレターと言って、仕事探しには海外用の履歴書の準備が必要です。
私の場合は求人サイトを毎日チェックし、良さそうな所に履歴書を添付したメールを送り、面接の日取りを決めてから面接に行くという流れで仕事をゲットしていました。
カナダ(バンクーバー):カナダ留学に最適なカナダ掲示板JPカナダ(Jpcanada.com)
カナダ(トロント):カナダ情報なら! e-Mapleカナダ (e-maple.net)
オーストラリア:オーストラリアの求人情報サイト | お仕事.com.au (oshigoto.com.au)
NICHIGO PRESS | 日豪プレスが運営するオーストラリア生活総合情報サイト | NICHIGO PRESS | 日豪プレスが運営するオーストラリア生活総合情報サイト
他にはそのお店に直接出向き、現在仕事を探していてぜひここで働きたい旨を伝え、そのまま面接をしてもらうという方法もあります。メールでの応募よりも、実際に飛び込んで応募する方が直接自分を売り込めるので採用に繋がりやすいかと思います。メールの返事が来ない事も多いので。。。
まとめ
このように現地に着いてからの生活の基盤を整える手順をお伝えしました。
憧れの海外生活を満喫できるように1つずつクリアしていき、仕事もプライベートも充実した生活ができるといいですね。
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