私たちが普段食べている野菜や果物・お水など、すべての飲食物に放射性物質が含まれているのをご存知ですか。
野菜などの放射能汚染のほとんどは表面に付着しているので、調理前にしっかりと洗うことによって取れていき、体内に入ることはないと言われています。
それでもなるべく放射性物質が付いていない食品を食べたいですよね。赤ちゃんなど小さなお子様がいるご家庭だと、なおさらそのようにお考えでしょう。絶対に不検出のものがいい方、基準値を下回っていればいい方など、許容範囲は人それぞれだと思います。
今回は有機・低農薬野菜や、無添加食品を取り扱う食材宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」がこだわる、放射性物質の検査体制についてお話ししていきます。
市販の野菜に含まれる放射性物質とは
まずはじめに放射性物質から出る微粒子や電磁波のことを「放射線」と言いますが、これは原子力発電所の中だけでなく、大地などの自然界からも放出されています。
大地からや原子力発電所の事故・病院のX線撮影などから放射線を浴びることを「外部被ばく」、放射性物質を含んだ野菜や果物などを食べることを「外部被ばく」と言います。
今回は外部被ばく、つまり食物からの影響についてですが、人体への影響が最も心配されているのが「放射性セシウム」です。だいたいの放射性物質は時間経過(8日〜2年など)とともに半減していきますが、セシウム137は半減期まで約30年もかかるそうです。
それほど長い期間、土壌や環境に残ることで、放射性物質が農作物に移行するのではと懸念されているのです。スーパーなどで売られている野菜は、政府が定めた基準値内で人体への影響は少なく安全であると言われています。
それでも発がんなどを含めた健康へのリスクが無いとは言い切れないので、やはりほとんどの方が農薬などと同様、野菜や果物などの放射能汚染を心配する方が多いのだと思います。
らでぃっしゅぼーやの放射性物質の検査体制とは
放射性物質の基準値というのは、国際的な指標に基づいて国でも設定されていますが、「らでぃっしゅぼーや」ではさらにそれを下回る厳しい基準値を独自に設定しています。
まず検査の基準として、国が設定している数値の2分の1以下を基本としています。これだけでも一般のスーパーで買うよりも、さらに高い安心がありますよね。
品目 | 国(ベクレル/kg) | らでぃっしゅぼーや(ベクレル/kg) |
卵・牛乳・飲料水・乳児用品 | 10〜100 | 不検出 |
葉物・果菜類・米 | 100 | 5 |
乳製品・飲料 | 100 | 10 |
果物・根菜・きのこ・加工食品・肉・魚 | 100 | 50 |
また放射性物質が不検出という表示があるものは、すべて0ベクレル/kg(放射能の量を表す単位)つまり全く入っていないと思われる方もいるかと思います。じつは残念ながらそうとは限りません。使う検査器によって下限値が違うので、例えば8ベクレル/kgのものでも検出限界値が9ベクレル/kgの検査器なら不検出となってしまうのです。
「らでぃっしゅぼーや」ではさらに高いレベルで厳しく検査しているので、検出限界値は1〜3ベクレル/kg以下(卵・牛乳・飲料水・乳児用品)となっています。これでさらに安全度が高まりますよね。
(※食品群の検出限界値はおよそ1〜7ベクレル/kg)
放射能の情報から商品を自分で選べる
このように「らでぃっしゅぼーや」では、放射性物質検査の情報を徹底的に公開しているので、私たち消費者自身がリスクを判断する選択ができます。
たとえば同じほうれん草でも、子どものために放射性セシウムが不検出のものを選びたい人。夫婦2人だけなので基準値以下のものでいいという人。妊娠中なので不検出はもちろん、西日本で採れたものがいい人など、自由に選ぶことができるのです。
さらに便利な機能として、「らでぃっしゅぼーや」のWEBページから放射性物質の検査結果を見ることもできます。気になる食材やキーワードを入力することで、①商品名と②検査結果の報告日③産地④放射性物質の量を瞬時に見られます。最新の情報をすぐに確認できるので、買い物の際に役立つでしょう。
産地から選択することも可能
2011年の東日本大震災によって福島県の原発事故が起こり、私たちの食生活が本当に安全なものなのかと、心配になる方が多くなりました。
「らでぃっしゅぼーや」ではその原発事故の直後から、利用者(会員)の声を汲み取って北海道・甲信・西日本など、産地を限定したコースを作りました。
東北から関東にかけて17都県の産地で厳しい基準で検査をし、市販のものよりも安全な野菜を取り扱っていますが、妊婦さんや小さなお子様がいる方には、やはり放射能の影響が少ない西日本の産地のものの方がより安心できるでしょう。
まずはお試しセットから
食材宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」ではいきなり定期会員になるのではなく、まずは気軽に商品がどのようなものかを試せる「旬の食材おためしセット」というものがあります。正規で購入すると4,200円相当の商品が、お試しセットならなんと1,980円とかなりお得に購入できます。
お試しセットからそのまま定期会員になる流れではないので、安全で安心して食べられる食材を1度試してみたいという方には、気軽に商品が試せるいいチャンスです。(定期会員になるには別で申し込みが必要)
低農薬や無添加の食品を生活に取り入れたいとお考えの方は、まずはぜひ一度「旬の食材おためしセット」を試してみてください。スーパーなどではなかなか売っていない珍しい野菜や、安心して食べられる無添加の商品、そして期間限定で旬の果物も付いてきます。(今なら先着1500名限定で桃入り)
下の写真から公式ページにどうぞ⬇
まとめ
いかがでしたか。今回は「らでぃっしゅぼーや」の放射性物質の検査体制についてお話をしました。だいたいの野菜は洗う、煮る(煮汁は捨てる)、皮や外葉をむくことによって、放射性物質による汚染の低減が期待できると言われています。
それでもなるべく口に入ってしまうリスクは少ない方がいいいですよね。「らでぃっしゅぼーや」では国よりもさらに厳しい独自の検査基準で、かなり高い安心を目指しています。
各家庭によって放射性物質の不検出、基準値以下、産地が西日本のものなど、私たちがリスクをそれぞれで判断して選べるのも便利なポイントです。
私たち大人ももちろん大事ですがとくに子どもたちの将来、放射性物質によってからだに悪影響が出ないように、今からできることをやっておくべきだと思います。
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