世界がコロナの影響を受けている現在、自分のからだや健康のために改めて生活を見つめ直すことが増え、健康志向になる方が多くなっています。
そんな中で注目されているのが「オーガニック生活」。テレビや雑誌でよく耳にする言葉なので、何となくからだに良いイメージはあるけど、詳しくはよくわからないという方も多いでしょう。
今回はオーガニック生活が具体的にどういうものか、これから生活に取り入れていきたいという方に、詳しくお話していきます。
オーガニックってなに?
「Organic(オーガニック)」とは日本語で「有機」や「有機農法」といい、一般的には化学肥料や農薬を使わず、自然の土壌で栽培された農作物をいいます。
種まきに使用される自然の土壌は、その2年以上も前から化学肥料や農薬が使われていないか、遺伝子組み換えをした種や苗が使われていないかなど、オーガニック食品専用の厳しい基準(有機JAS)が設けられています。
農作物だけでなく豚や鶏などの畜産物もオーガニックの基準があり、有機栽培の飼料のみを与える、野外で放牧してストレスなく飼育するなど、複数の項目をクリアする必要があります。
食品以外にも身にまとう衣類の素材や、肌に直接つけるコスメ、シャンプーなどのヘアケア用品など、植物や自然由来のオーガニック製品が今注目を集めているのです。
ステップ① 優先順位を考える
近年オーガニックを生活に取り入れたいと考える人が増えていますが、市販品とは違い手間暇かけて作られるオーガニック商品は、値段も割高なものが多いです。
まずはあなたの生活で食事・美容・衣服・寝具など、「衣食住」の中で何がもっとも重要かを考えてみましょう。
おそらくほとんどの方が食事や食べ物をもっとも大切と考えるでしょう。実際に口に入れ、健康なからだを作るのに必要不可欠な食べ物からオーガニックを選ぶのがよいかと思います。
中には美肌のためにも、肌に直接つけるコスメや基礎化粧品をまずはオーガニックにしたい。肌に刺激の少ない素材でできた、オーガニックコットン使用の衣服が欲しい。天然素材の寝具で最高に癒やされながら眠りたいなど、今1番必要だと思うものから順番にオーガニック生活を始めてみましょう。
ステップ② 外食でオーガニックのメニューを選ぶ
まだ1度もオーガニック食材を食べたことがない方や、まずはオーガニックがどういったものか体験してみたい方は、最近増えつつあるオーガニックレストランやカフェでお食事をしてみるといいでしょう。
オーガニック野菜や食材を使った料理の提供をアピールしているお店は、こだわりの有機野菜を使用していたり、信頼できる契約農家さんの情報を開示するなど、食材に自信を持って提供しているので安心感もありますよね。
Googleで皆さんの近くのオーガニックレストランやカフェを検索するとかんたんに見つかりますので、ぜひ1度調べてお食事に行ってみてください。
ステップ③ 実際にスーパーなどで購入してみる
オーガニック食材を外食で試してみたら、次は実際に購入してみましょう。近年、健康志向の方が増えてきているおかげで、数はまだ多くありませんが一般のスーパーでもオーガニック食材コーナーを見かけるようになりました。
値段は一般の食材に比べると少し割高になってしまいますが、自然の恵みを豊富に含んだ安全安心な食生活の第一歩として、お手頃なものから購入してみましょう。
スーパー以外にも道の駅やビオマルシェやオイシックスをはじめとした食材宅配など、オーガニック食材を取り扱っているところは他にもありますので、みなさんに合った方法で切り替えてみてください。
今ビオマルシェでは有機JAS認定の旬のお野菜8〜9品目を、お試し価格でお求めいただけます。通常価格2,808円→1500円(税・送料込み)の特別価格です!
ステップ④ 「食」の次は「からだ」につけるものも
食生活をオーガニックに移行できたら、次は直接身につけるものや、肌に触れるものもオーガニック素材を取り入れていきましょう。衣服の素材や基礎化粧品にコスメ、シャンプーなどのヘアケアなど、世の中にはさまざまなオーガニックアイテムが数多く販売されています。
オーガニック製品は有害な化学成分ではなく、天然や自然由来の成分で作られ肌や頭皮への負担が軽減されているので、赤ちゃんや敏感肌の方でも安心して使えるのは大きなメリットですよね。
またオーガニック製品ブランドの特徴として「環境に配慮した工程」があり、生産から包装まで地球にやさしい製造方法を取り入れているところがほとんどです。自分のからだだけでなく、環境への配慮もできる点もオーガニック生活のすばらしいポイントです。
まとめ
いかがでしたか。今回はオーガニック生活に興味はあるけど、何から始めればよいかお悩みの方の最初の一歩になれるお話をしました。なんとなくからだに良さそうというイメージから具体的にどう良いのかおわかりいただけたと思います。
人工で作られた農薬や化学物質をできる限り避け、太陽・水・土地・そして生物など自然の恵みを生かして作られた食べ物やものに触れて生きていくオーガニック生活。できるところから少しずつオーガニックを取り入れ、こころもからだも健康になっていきましょう。
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