見どころが盛りだくさんのトロントアイランド
トロント南側に位置する五大湖の1つ、オンタリオ湖に浮かぶトロントアイランドはセントラル島、ワーズ島、ハンランズ・ポイント島など大小合わせて15個もの島々でできています。島同士はほとんど陸続きなので、レンタサイクルや徒歩で自由に島の間を行き来でき、1日いても飽きないほど見どころがたくさん!トロントアイランドの魅力を、順番にご紹介していきます。
ダウンタウンからフェリーで簡単にアクセス
地下鉄ユニオン駅から海の方へ(南に)15分ほど歩くと、Jack Layton Ferry Terminalがありますので、カウンターで往復のチケットを買います。 ちなみにオンラインでもチケットの購入が可能なので、休日など混雑が予想される日に行く場合は事前購入がおすすめ。
こちらから→https://secure.toronto.ca/FerryTicketOnline/tickets2/index.jsp
- ちなみに現在はコロナの影響でチケットはオンラインでのみ販売
- 乗船の際はマスク必須
- フェリー乗り場のお手洗いは封鎖中
- 下記リンク、オンタリオ州の保健サイトから自己確認を事前に行っておく
https://covid-19.ontario.ca/self-assessment/
チケットの種類 | 料金 |
---|---|
大人 | $8.19 |
若者 (15〜19歳) /シニア (65歳以上)年齢確認ができるもの要 |
$5.37 |
子ども (2〜14歳) | $3.95 |
乳児 (2歳以下) | 無料 |
※10人以上は団体料金として10%割引になる
※冬季ダイヤは発着ともにワーズ島のみ
Jack Layton Ferry Terminal 住所: 9 Queens Quay W, Toronto, ON M5J 2H3, Canada
船内は広々としており、ベンチもたくさんあるのでお気に入りの場所を見つけて席を確保します。天井にたくさんの救命ベストが積まれているので安心。15分の船旅の間、船上からトロント市内全体の景色を楽しむことができます。外から見たトロントの景色は最高!ちなみに進行方向の右側からの方が、ダウンタウンを一望できます。
島の中央・メインのセントラル島に到着
到着すると正面の地面に描かれた可愛らしいアートが出迎えてくれます。そのまま人の流れに沿って左方向へ進んでいくと、公園を抜け、坂道を越え、大きな噴水が見えてきます。道は広々とし整備されているので、とても歩きやすい。さらに真っ直ぐ進むと、左右に噴水のある庭園のような場所に出ます。きれいなお花も植えられているので、写真スポットにぴったり!
さらに真っ直ぐ進むとビーチがあり、そこでシートを敷いて寝そべっている人や、岩の上を伝いながら歩いている人など思い思いに楽しんでいました。ビーチの上にある橋を越えると展望台があり、地面に描かれた大きなアートは人気の写真スポット!背後にはCNタワーも見ることができます。
ビーチの手前にはシャワールームやレンタサイクルのお店、バーやフードスタンド(屋台)もあり、お昼からビール片手に盛り上がっている人々など、このエリアはとてもにぎわっています。
島内を一周するならレンタサイクルがおすすめ
トロントアイランドの全体の地図がこちら↑実は私はトロントの夜景をフェリーの上から全体的に見ることを目的に訪れたので、あまり島内のことを調べずに行ってしまい、レンタサイクルも利用しませんでした。日暮れまでかなりの時間があったので、ブラブラと島内を歩きながら時間を潰そうと思っていたのです。
ただ実際に島全体を歩いてみるとかなり遠い。。。まずはセントラルアイランドからワーズ島へ向かいましたが、それだけでかなり体力を消費しました。1時間ごとの料金なので、せめて半周だけでもレンタサイクルを利用すればよかったと後悔したので、皆さんはぜひ同じ後悔のないように。
ちなみにレンタサイクルは以下の通り4種類
- Single Bicycle(1人乗り)→ 9ドル/ 1時間
- Tandem(前後2人乗り)→ 16ドル/ 1時間
- 2 Seater Quadricycle(左右2人乗り)→18ドル/ 1時間
- 4 Seater Quadricycle(4人乗り)→32ドル/ 1時間
現在はコロナの影響で5月まで閉鎖のようですが、営業再開されたらぜひ利用してみてください。ちなみにトロントアイランドには自転車の持ち込みも可能ですので、自転車をお持ちの方はお忘れなく!
島の東側・ワーズ島は可愛いカフェや、おしゃれな家が並ぶ住居エリア
次に私が訪れたワーズ島までの道は、上の写真のように木でできた遊歩道(ボードウォーク)が湖に沿って作られているので、素敵な景色を見ながら散歩ができます。かなり長い距離(3kmほど)がありますが、道の途中に広々としたパティオのあるレストランや、実際に650人もの人々が生活をしているお家などもあり、楽しみながら移動できます。
島内にはこのように消防署まであります。所々にあるベンチで休憩をしながら、対岸のトロント市内を眺めるのは最高!穏やかで静かな時間を過ごすのにはピッタリの場所です。
島の西側・空港もあるハンランズ・ポイント島
再びセントラルアイランドへ戻り、次に反対側のハンランズ・ポイント島へ。トロントにある2つの空港の内の1つ、ビリー・ビショップ・トロント・シティー空港を見に行きました。
道の途中Gibraltar Point Lighthouseという灯台がありますが、こちらは1808年に建てられ、何度か改装やライトの改良を重ねて1945年に現在の状態になったそう。何とここで今なお未解決の殺人事件があったとのことです。
さらにずっと道なりに進んでいくと、ハンランズ氏の銅像と大きな船の模型が現れます。この島の名前にもなっているハンランズ氏は1860年代、訪れた旅行者のためにホテルを建設したことから、その功績を称えるために銅像が建てられたそうです。
そしてその横にあるのが空港で、フェンス越しにセスナ機や滑走路を見ることができます。セスナ機越しに見るトロントの街並みも、素敵です。
再び歩いてセントラルアイランドへ戻る途中、砂浜に設置されたブランコを発見!湖に向かって漕ぐと開放感があって、とても気持ちがいいです。
帰りは素晴らしい夜景を堪能
セントラルアイランドからの船に乗り込み、進行方向の左側の場所を確保して、いよいよトロント市内に向けて帰ります。日が暮れ始めで、まだ少し明るさがありましたが、ダウンタウンのきれいなライトアップを船上から見ることができました。到着する頃には完全に日も沈み、間近で夜景を見れたのでよかったです。時期によって船の出港時間が異なりますので、乗り遅れることのないよう、必ず事前に調べておいてください。
フェリーのスケジュールはこちらから
まとめ
いかかでしたか。トロントアイランドはダウンタウンからたった15分ほどで手軽に行ける上に、芝生や砂浜でピクニックやバーベキューまでできるなど、楽しみ方もさまざまです。天気がいい日にレンタサイクルを楽しむのも、島の1部を散歩するのも気分転換になること間違いなし!都会の喧騒から離れて、トロントアイランドでゆったりと静かな時間を過ごしながら、素晴らしい景色を堪能しにぜひ訪れてみてください。
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