トロントってどんな街?
トロントはよくニューヨークを小さくしたような街だと言われますが、カナダ最大の都市という名にふさわしく、ダウンタウンには高層ビルが立ち並び、行き交う人も多く活気があります。
大都会でありながらも、街の中には広大な公園や冬には屋外スケートリンクがあったりと、自然やアクティビティを楽しむことができるのも魅力。
そこで今回は、私が実際に訪れたトロントの観光地を少しずつ解説していきたいと思います。それぞれの観光地の詳しい内容などは、また別の記事で追って紹介します。
CN Tower (CNタワー)
やはりトロントのシンボルと言ったら1番に思いつくのはCNタワー。1976年に開業され、全長553mで2007年までは世界一の高さで有名でした。
CNタワーには高さが違う3つの展望台があり、定番のルックアウトは高さ346m。その1つ下の階にあるグラスフロアは342mで、床がガラス張りになっておりスリル満点です。ここまではタワーの入場料のみで見ることができます。
追加料金を払えばさらに1番高い展望台、高さ447mのスカイポッドまで登ることができます。 天気が良ければなんと160km先(ナイアガラの滝やニューヨーク州)まで見ることができるのはすごいですね!
ただ残念なことに現在はコロナの影響で営業停止のようですので、1日でも早くまた再開できる日が来てほしいですね。
CNタワーホームページ 290 Bremner Blvd Toronto, Ontario M5V 3L9 最寄り駅 Union駅から徒歩8分
Kensington market (ケンジントンマーケット)
チャイナタウンのすぐそばにあるケンジントンマーケットは、おしゃれな雑貨屋さんや古着屋さんだけでなく、素敵な外観のレストランやカフェも軒を連ねています。古着やエスニックな雑貨が好きな方にはお気に入りの場所になること間違いなし!
私が訪れたのは土曜の昼間でしたが、たくさんの人たちで賑わっており、パティオで食事を楽しむ人や路上ライブの音楽に合わせて踊る人々などとても活気に溢れていました。
マーケットの一角にあった屋台のようなところでタコスを食べましたが、他にもたくさんのおいしそうなお店がありますので、ボヘミアンな雰囲気を味わいにぜひ訪れてみてください。
ケンジントンマーケット 最寄り駅 St. Patric駅から505番ストリートカー(西行き)Spadina Ave.下車
Graffiti Alley (グラフィティ・アレイ)
トロントの街を歩いていると様々な場所で壁に大きく描かれたアートを見ることができますが、中でもQueens Street Westから1本路地を入ったところにあるグラフィティ・アレイは別格。
左右の壁1面、色とりどりに描かれたアートをたくさん見ることができるので、常にカメラを構えた観光客が撮影を楽しんでいます。
数あるアートの中でも特に人気なのがこちら!鮮やかな色でインスタ映えすること間違い無しです。ケンジントンマーケットから徒歩15分弱の場所にあるので、ついでに訪れてみてください。
グラフィティ・アレイ Graffiti Alley, Toronto, Ontario M5V 2W1 最寄り駅 Osgood駅から徒歩15分
Harbourfront(ハーバーフロント)
トロントのダウンタウンから程近い所にありながら、大都会の喧騒とかけ離れた、のんびりとした時間が流れているハーバーフロントはお気に入りの場所です。
目の前に広がるオンタリオ湖を眺めがら、テイクアウトしたコーヒーを飲んだり、広々とした遊歩道をのんびり歩くだけでもとても癒やされます。
CNタワーからも歩いて15分ほどの距離なので、同じ日に一緒に観光すると効率がいいです。
ハーバーフロント 最寄り駅 Union駅から徒歩10分
High Park(ハイパーク)
トロント市民たちの憩いの場といえば、トロント最大の公園ハイパーク!春には桜が、そして秋には紅葉が一面に広がるのでとてもきれいで癒やされます。
公園の敷地面積は161ヘクタール、東京ドームおよそ34個分という広大な公園なのですが、遊歩道がきれいに整備されているので快適に散歩ができます。
歩き疲れてしまったら公園内にはGrenadier Caféがありますので、コーヒーなどのドリンクはもちろん、軽食を楽しむこともできます。※カフェは現在コロナの影響で営業停止
ハイパークホームページ 1873 Bloor St W, Toronto, ON M6R 2Z3 最寄り駅 High Park駅から徒歩3分
Nathan Phillips Square(ネイサン・フィリップス・スクエア)
大きく書かれたトロントの文字、今や定番の写真スポットにもなっているトロント市庁舎前の広場、ネイサン・フィリップス・スクエアには常にたくさんの人が集まっています。
夜になるとTORONTOの文字がライトアップされ、とてもいい雰囲気に包まれます。そして冬にはなんと噴水からアイスリンクになり、トロントの人たちに人気のアクティビティスポットに変身!コロナ以前は毎年、年末カウントダウンに花火が打ち上げられたり、毎週ファーマーズマーケットが開かれるなど、様々なイベントも行われる場所でした。
ネイサン・フィリップス・スクエア 100 Queen St W, Toronto, ON M5H 2N2 最寄り駅 Queen駅から徒歩3分
Eaton Centre (イートンセンター)
地下鉄クイーン駅とダンダス駅にかけて位置する、トロント最大のショッピングモール。駅から直結なので、寒い冬でも外に出ることなくショッピングできます。
1駅分の広大な広さのモール内には125ものお店とレストランがあり、フードコートも実に種類が多く、多国籍料理のお店がズラッと並んでいます。
カナダ産の有名なブランドRootsやlululemonなど、日本では販売されていない商品を手に入れてみてはいかがでしょうか。ちなみにネイサン・フィリップ・スクエアからイートンセンターまでは歩いて5分もかからない距離にあります。
イートンセンターホームページ 220 Yonge St., Toronto, ON M5B 2H1 最寄り駅 Queen駅、Dundas駅すぐ 営業時間 11:00〜19:00(月〜土)、11:00〜18:00(日)
Dundas square(ダンダススクエア)
地下鉄ダンダス駅を出てすぐ、またイートンセンターを出て目の前にあるのがダンダススクエア。ニューヨークのタイムズスクエアを小規模にしたような雰囲気で、たくさんの大型スクリーンが光り、とても華やかな場所です。
広場では夏に野外コンサートやイベント、マーケットが並ぶなど、多くの人が集まりとても賑やかでお祭りのよう。イートンセンターでお買い物を楽しんだ後、できれば日が暮れてからダンダススクエアへ行き、ギラギラと輝く電光掲示板を見てみてください。
ダンダススクエア Yonge St. x Dundas St. 最寄り駅 Dundas駅
Casa Loma(カサ・ロマ)
トロント市内を見下ろせる丘の上に建ち、実際にディズニー映画(美女と野獣)の舞台にもなった大豪邸カサ・ロマ。遠くからでもその姿を見ることができ、存在感と貫禄があるトロントを代表する歴史的建造物です。
入場料は大人30ドル、13歳以下は20ドルで、内部の豪華絢爛なお部屋や家具、秘密の通路などを見学できます。
ハロウィンの時期には館内にお化け屋敷の装飾が施され、大人も怖がるほどの不気味さで、普段と全く違った雰囲気を楽しむことができます。※現在はコロナの影響で営業停止
カサ・ロマホームページ 1 Austin Terrace, Toronto, ON M5R 1X8, Canada 最寄り駅 Dupont駅から徒歩10分
St. Lawrence Market (セント・ローレンス・マーケット)
トロントの台所と言われるセント・ローレンス・マーケットは赤レンガの可愛らしい建物で、120軒ものお店が並んでいます。お肉や魚はもちろん、新鮮な野菜や果物、種類豊富なチーズやパンなど、ここに行けば何でも手に入ります。
また地下には雑貨屋やスパイス屋、お土産屋まであるので、日本へのお土産を買うのにも人気。詳しくは別記事でお伝えします。
セント・ローレンス・マーケットホームページ 93 Front St E, Toronto, ON M5E 1C3 最寄り駅 Union駅から徒歩10分 営業時間 9:00~17:00 (火〜金)5:00~16:00 (土)定休日→日、月
Distillery District (ディスティラリー地区)
おしゃれなお出かけスポットとして人気のディスティラリー地区は、19世紀の赤レンガ造りの建物がそのまま残され、雑貨屋やカフェ、ギャラリーなどが入った複合商業施設です。
敷地内にインスタ映えしそうな様々な形のモニュメントがあり、記念撮影を楽しむ人たちで賑わっています。クリスマスの時期には大きなツリーも飾られ、よりいっそう幻想的な雰囲気になり、19世紀当時にタイムスリップしたような気持ちになります。
セント・ローレンス・マーケットからも徒歩15分ほどで行けますので、同じ日に観光するとGood!
ディスティラリー地区ホームページ 55 Mill St, Toronto, ON M5A 3C4 最寄り駅 504番ストリートカー(504 King East)乗車、ディスティラリー・ループで下車
Toronto Island(トロントアイランド)
オンタリオ湖に浮かぶ小さな島、トロントアイランド。ダウンタウンからフェリーで15分ほどで気軽に行けるので、超おすすめです。(ここは本当に行ってよかった!!)フェリーの上、また島から見るダウンタウンの景色は街全体が見渡せるので、絶景です。特に帰りの夜景は息をのむ美しさ。
島内には緑いっぱいの公園や噴水、砂浜もありと見どころはたくさん!お弁当を持ってピクニックをするにはぴったりの場所です。
The Jack Layton Ferry Terminalホームページ フェリー往復料金 大人8.19ドル、学生・シニア5.37ドル、2〜14歳3.95ドル 最寄り駅 Union駅から徒歩15分
Niagara Falls(ナイアガラの滝)
トロントのみならずカナダを代表する観光地といえば、やはりナイアガラの滝でしょう。アメリカとの国境沿いに位置し、世界三大瀑布として知らない人はいない有名な滝です。
間近で見るとものすごい迫力で、ずっと眺めていても飽きないほど魅力のある景色です。
トロント市内から電車、バス共に2時間ほどで行けますので、十分日帰り旅行が可能。ナイアガラの滝のすぐ側にあるクリフトンヒルもかなりユニークで、アメリカに来たと錯覚するような町並みを楽しめます。
まとめ
いかがでしたか?トロントには素晴らしい景色や建造物、自然も都会の雰囲気もどちらも味わえる観光地がたくさんあります。割と近くにある観光地もありますので、効率よく見学できます。現在は残念ながらコロナで営業を一時中断している施設もありますが、ほとんどは無料で外からでも見学できるものですので、ぜひこれからトロント観光をお楽しみください。
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