食品添加物をやめる!摂り続けるとからだはどうなるのか

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最近は世界的に大流行した新型コロナウイルスの影響で、免疫力をあげようと食に気をつかう方が増えたり、将来のことを考えてからだに良いものを食べる健康志向の方が増えてきています。

しかし、スーパーなど一般的に売られている食品のほとんどには「食品添加物」が含まれているのをご存知の方も多いですよね。無添加商品も店頭に並びだしたとは言え、まだまだ数は多くありません。

今回はほとんどの食品に使われる添加物を食べ続けると、一体からだにどのような影響があるのか、どうして健康に良くないのかなどをお話していきます。

記事を読み終える頃には、皆さんもなるべく食品添加物を多く使用している商品を避ける必要があると、お分かりいただけるでしょう。

目次

食品添加物とは

なぜ添加物を使用するのか

そもそも食品添加物とは、「食品の製造過程で、または食品の加工や保存の目的で食品に添加、混和などの方法によって使用するもの」と食品衛生法でいわれています。

遠い昔まだ冷蔵庫などがない時代に、人々は食べ物の保存や加工方法について、いろいろと工夫をしていました。肉や魚を長持ちさせるために燻製や塩漬けにする、植物の葉や花を使って色・香りを付けるなど、大昔からさまざまな加工をしていたのです。

現代でも食品の製造過程で見た目を良くするために加工されたり、味付けや長期の流通にも腐ることがないよう、保存のために使われる食品添加物。しかし何でも使用して良いというものではなく、厚生労働大臣が許可したものだけを使用できます。

国が定めた基準の考え方は

日本で使用が認められている食品添加物を分類すると、以下の4つです。

  1. 指定添加物(主に科学的に合成されたもの)
  2. 既存添加物(長年使用され実績があるもの)※天然添加物
  3. 天然香料(動植物から得た香りをつけるためのもの)※天然添加物
  4. 一般飲食添加物(食品として飲食のために使用されているもの)※天然添加物

これらの食品添加物の使用は、一生涯摂り続けても健康被害が出ないという安全性が実証・確認されていることが条件。それ以外にも以下の4点のいずれかを実証するという条件があります。

  1. 食品の栄養価を保持させるもの
  2. 特定の食事を必要とする消費者のための食品の製造に必要な原料又は成分を供給するもの
  3. 食品の品質を保持し若しくは安定性を向上するもの又は味覚、視覚等の感覚刺激特性を改善するもの
  4. 食品の製造、加工、調理、処理、包装、運搬又は貯蔵過程で補助的役割を果たすもの

身体面の変化

食品添加物は「ひとが一生食べ続けても健康に問題がない1日あたりの量」が厚生労働省によって決められており、その安全性はきちんと守られています。

ただし1つのみは問題ないと言っても、多くの食品に添加物が使われているので、私たちはどうしても複数の添加物を同時に摂取していことになりますよね。

種類の違う複数の添加物をまとめて摂取してしまった場合(複合摂取)、どれぐらい健康に影響を与えるかという危険性はきちんと検査されていないので、2種類以上の添加物摂取の有害性は未知数なのです。

食品添加物を摂取することで身体や心に及ぼす影響として、代表的なものをいくつかご紹介しますね。

発がん性物質

世界的にがんの発症率は減っているにも関わらず、先進国の中で日本だけは増え続けているのをご存知ですか。日本人が発症するがんの中で「大腸がん」と「胃がん」がもっとも多いのですが、その原因の1つに食品添加物の摂りすぎがあると言われています。

ハムやソーセージなどの加工肉や、明太子などに発色剤として使われる添加物の亜硝酸Na(ナトリウム)が、発がん性物質に変化するという研究結果があります。また、カップラーメンやコーラに使われるカラメル色素にも発がん性物質が出るものも。

他にも子どもたちが大好きな菓子パン(山崎製パン)には、臭素酸カリウムという発がん物質の使用が再開されたそうです。一時は使用停止していましたが、技術の進歩で商品に残留しなくなったとの理由で使用再開になったそう。残留がなくなったと言ってもなるべくからだに入れるのは避けたいですよね。

発がん物質が含まれているかもしれない食品

  • ハム・ソーセージ
  • 明太子
  • カップラーメン
  • コーラ
  • 菓子パン

アレルギー

年々、何かしらのアレルギーを持つ人(アレルギー体質の方)が増えているそうですが、その原因の1つに食品添加物の過剰摂取がありますね。

食品添加物としてよく使われる保存剤や、着色剤、甘味料、香料などの中には喘息が誘発されたり、目のかゆみやじんましんの原因になるものがあると言われています。

他にもアトピー性皮膚炎や鼻炎、結膜炎、深刻なものになるとアナフィラキシーショックなど、さまざまなアレルギー症状を添加物から引き起こす可能性も。症状が毎回出る商品は避けたり、皮膚テストをするなどしてアレルギーの原因を特定し、生活から取り除きましょう。

体臭

食品添加物が体内に入ると内臓は「有害物質」と判断し、肝臓で一生懸命に解毒します。そのときに大量の活性酸素が発生され、皮脂が酸化してしまい、口や体からにおいが出てしまうのです。

食品添加物を体内で消化する過程で出た活性酸素が、体臭の原因に。過剰にお肉を食べると体臭がきつくなるのと同様、インスタントやレトルトなどの加工品は腸内環境を乱す食事と言われているので、なるべく避けるようにしましょう。

精神面の変化

だるさ

アレルギーの中には「化学物質過敏症」といって、ごく少量の物質でも体が過敏に反応して全身の倦怠感(だるさ)や、不眠や動悸などの症状が出ることもあります。

食品添加物の中でも、マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸・リノール酸は、アレルギー反応を起こしやすいといわれていますよね。アレルギー物質が出ることによって、血流の流れが悪くなり、新鮮な酸素を脳まで届けられずだるさを誘発するのです。

原因物質として保存料や甘味料、着色料といった多くの食品添加物があります。「化学物質過敏症」の方やその可能性がある方は、これらの添加物を遠ざけるようにしましょう。

ネガティブ

年々心の病気、いわゆるうつ病の人が増えているのをご存知ですか。「心とからだはつながっている」とよくいわれますが、コンビニ弁当やジャンクフードといった食品添加物が多く含まれた食事ばかりを摂っていると、腸内環境はもちろん乱れてしまいますね。

「腸は脳と並ぶ中枢」なので、腸の状態が悪いと幸せホルモン「セロトニン」が分泌されず、ネガティブ思考やうつ・ストレス・イライラなどといった症状が出てきます。

また良質なビタミンやミネラルが不足することで脳内の神経伝達物質が減少し気持ちが落ち込んだり気力が低下し、何事にも消極的になってしまうのです。

情緒不安定・キレやすい

市販のスナックや菓子パンなどのほとんどに使われている白砂糖(甘味料)ですが、原料の精製する工程で薬剤が使用されているのをご存知ですか。

大量の白砂糖が溶け込んだお菓子やケーキ、ジュースなどを子どもの頃から日常的に摂り続けていると体内で血糖値が急上昇し、分泌されるインスリンによって急降下することで精神的に不安定になりやすいのです。

現代の子どもは集中力が低下していることや、急に暴力的になるなどの問題行動が多いのは、このように添加物で使われる白砂糖の摂りすぎも、十分関係しています。

心身の健康を手に入れるには、なるべく食品添加物の少ない食品、そしてそれぞれの栄養素を含んだバランスの取れた食事を心がけることがとても重要ですね。

原材料や成分表をチェックする習慣を身につける

普段スーパーなどへ買い物に行く際、商品の裏面に表示されている原材料をしっかり確認して買い物をする人は、どれぐらいいるでしょうか。値段や量、見た目だけで購入する前に、ぜひ「原材料の確認」をしてみてください。

商品によってはものすごい量の食品添加物や化学物質が含まれています。表示方法は主に重量の割合が高いものから順に表示されており、[/]のあとの表記が食品添加物になります。

特によく使われている避けるべき添加物として、以下のようなものがありますので、ご参考までにどうぞ。

食品添加物理由含まれている食品
乳化剤腸内細菌を変化させ、代謝機能が正常に機能しなくなるマヨネーズ・アイスクリーム・チョコレート・魚肉練り製品など
亜硝酸ナトリウム毒性が強く、発ガン性物質に変化するので、摂取し続けるとがんになる確率が上がるハム・ソーセージ・明太子・いくらなど
人工甘味料甘み中毒になったり、腎機能低下や脳卒中、うつ病のリスクが上昇するガム・清涼飲料水・缶コーヒー・ドレッシングなど
亜硫酸塩腸内のビフィズス菌を減少させ、下痢や便秘を引き起こすドライフルーツ・甘納豆・コンビニ弁当・レトルト食品など
トランス脂肪酸(法令上添加物ではない)内臓脂肪量が増えることで肥満になったり、心筋梗塞や狭心症など心疾患のリスクが高まるマーガリン・ショートニング・ポップコーン・サラダ油など

まとめ

いかがでしたか。今回は私たちの生活に密接している食品添加物についてお話しました。

食品添加物を摂るとからだに影響すること!

  • 発がん性のリスク
  • アレルギー
  • 体臭
  • だるさ
  • ネガティブ
  • 情緒不安定・キレやすい

味や見た目・流通の都合で長期保存ができるなど、私たちの生活をより便利で豊かにするには欠かせない食品添加物ですが、今回の内容からもなるべくからだの中に入れないように意識してお買い物するほうが良さそうですね。

まずは、今まで気にせずに買っていた商品のパッケージ裏の原材料をじっくり見てから購入する、という習慣を少しずつつけていきましょう。

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