白髪染めが白髪の原因!?自宅で簡単にできるアフターケアとは

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一般的に30代中頃から少しずつ現れる白髪・・・私も年齢とともに徐々に目立ち始め、数年前から美容院で普通のカラーリングではなく、白髪染めをするようになりました。

しかし白髪染めをして数ヶ月経つと、以前より白髪の本数が増えていることに気が付き、原因を色々と調べることにしました。実は驚くことにこの白髪染めこそが、白髪を増やす理由の1つであることが分かったのです。

今回はその理由と、改善のためのアフターケアとして大切なことを、実体験を含めてお伝えしていきます。

目次

白髪の原因TOP5

白髪が出てくる原因は色々ありますが、特に大きな5つの理由として以下のものが挙げられます。

加齢

黒髪を作る細胞であるメラノサイトは、年齢とともにその働きが衰えて減少し、メラニン色素が作られなくなり白髪になります。

遺伝

家族に白髪が多い家系の人は、白髪になりやすいと言われています。特に母方の父の影響が大きいそうです。

生活環境

栄養バランスの悪い食事や睡眠不足、喫煙などは細胞機能を低下させるので、メラニン生成に悪影響を与えます。白髪だけでなく、薄毛の原因にもなります。

ストレス

ストレスを受けると活性酸素が発生し、体内の血流が悪くなってしまいます。それによってメラノサイトまで栄養が行き渡らなくなり、白髪が生えてきてしまいます。

白髪染め

思いも寄らない原因となっているのが実は白髪染め。ヘアカラーや白髪染めは1剤(染料アルカリ剤)と2剤(過酸化水素)を混ぜて使われますが、これらが間接的にメラノサイト(黒髪を生成するメラニン色素を作る役割)に悪影響を及ぼしています。

それでは詳しく見ていきましょう。

染料アルカリ剤とは

髪を染める際に使用される「アルカリ剤」は、髪のキューティクルを人工的に一旦開き、中に染料を入れる役割を果たします。

ただアルカリ剤が髪に残った状態だとキューティクルが開いたままなので、バサバサなまとまりのないダメージヘアになり、せっかく染めてもすぐに色落ちする原因にもなるのです。

そして残念なことに、このアルカリ剤はただ毎日シャンプーをしているだけでは落ちません。髪を中和して健康な状態である弱酸性に戻してあげる必要があります。

アルカリ除去剤とは

そこで登場するのが「アルカリ除去剤」。その名の通り、頭皮や髪に残ったアルカリを取り除いてくれる優れ物で、キューティクルをゆっくりと閉じ、カラーの色落ちを防いでダメージを緩和してくれます。

染めてすぐは頭が痒くなる、ピリピリするという経験をされた方も多いかと思いますが、それも残留アルカリが原因です。

アルカリ除去をするのとしないのとでは、長期的に見て色持ちや髪の質にも大きく差が出てくるので、染めてから髪に残ると言われる5日〜1週間ほどは自宅でセルフケアをするようにしましょう。

おすすめはキアラーレのDO-Sアルカリオフ

各社からアルカリ除去剤の商品が出ている中でいろいろとリサーチし、私がこれだと思って現在使っているのは「キアラーレ」のDO-Sアルカリオフです。

使用方法はとても簡単で、しっかりと濡らした髪にDO-Sアルカリオフ適量を全体になじむよう揉み込み、2〜3分おいてから洗い流さずそのままシャンプーするだけです。

シャンプーを流すと髪はかなりキシキシしますが、その後コンディショナーやトリートメントをすると見違えるほどツルツルの感触になるので、その違いをすぐに実感できます。

過酸化水素とは

髪に色を付けるとき、染料を酸化させるために使用されるのが過酸化水素ですが、この酸化そのものが白髪の原因になります。

シミやしわといった肌老化の原因でもある、紫外線による活性酸素の悪影響をご存知かと思いますが、頭皮に残った過酸化水素も放置しておくと活性酸素になってしまいます。

活性酸素によって毛母細胞が傷つけられ、メラノサイトの組織を壊し黒い健康な髪が生えなくなるという状態になるのです。

過酸化水素の除去とは

活性酸素の発生を防ぎ、白髪が生えるのを抑える方法として、カラーリング後の過酸化水素の除去は必須です。

過酸化水素も普通のシャンプーでは落ちず、カラーリング後は2週間ほど頭皮に残るので、その間毛根細胞を攻撃し続けてしまいます。

「カタラーゼ」と「ヘマチン」のどちらかを使用するのが最も有効な過酸化水素の除去方法と言われており、これらの成分を含んだ自宅で使える商品がいろいろと販売されています。

おすすめはエブリカラーデイズのゼロカラーケアフォーム

私が現在使用しているのは、「エブリカラーデイズ」のゼロカラーケアフォームという商品で、「カタラーゼ」と「ヘマチン」の両方の成分が入っています。

髪や頭皮に残った過酸化水素を取り除いてくれ、活性酸素を除去してくれるので白髪の抑制に効果があるのはもちろん、香りは柑橘系でさわやかな気分になります。

こちらも使用方法はとても簡単で、しっかりと予洗いした髪と頭皮になじませ、時間をおいてから流さずにそのままシャンプーをするだけです。

私はいつも先ほどご紹介した「アルカリオフ」を先になじませ、そのまま流さずに「ゼロカラーケアフォーム」を塗って揉み込む方法で使っています。

美容院 or 自宅で染める?

白髪染めは美容院で定期的にする方と、市販の薬剤を買って自宅でセルフで染める方がいるかと思います。ただ染めるなら絶対に美容院へ行かれる方がいいです!

染めても数週間でまた白髪が目立ち始め、そのたびに美容院へ行くのも大変なので自分で染める方も大勢いるでしょう。ただ市販の薬剤はどんな髪質の方でもみんながしっかり染めれるように、かなりきつい薬が使われています。

美容室では髪のダメージに合わせてプロの方が薬剤を調合してくれたり、洗い残し無くきれいに薬剤をゆすいでくれるなど、メリットが多いです。

目立ち始めたら次に美容院へ行くまで、スプレーや染料着色料を出かける時だけ付けるなど、他の物を代用してなるべく市販のもので染めないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか。今回は白髪が生える原因の1つに「白髪染め」があるという驚きの事実をお伝えしました。

アルカリの除去は薬局などで売られた市販のクエン酸を、200倍に薄めた水で洗うと落とせる方法もあるようですが、クエン酸の濃度を間違えると逆効果になってしまうこともあります。

白髪染めをした後、少しでも色持ちさせたい、白髪がこれ以上増えないように自宅でもセルフケアをしたいという方は、今回ご紹介した「アルカリ剤の除去」と「過酸化水素の除去」この2つの方法をぜひ試してみてください。

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